社外(ドメイン外)のユーザーとカレンダーを共有する

Google Apps の Google カレンダーでは、社外(ドメイン外)のユーザーともカレンダーを共有することが可能です。例えば、あるプロジェクトを A 会社と B 会社で進行する際に、カレンダーを共有することでお互いのスケジュールを確認できますので、作業場所や組織を超えたスムーズな情報共有を、簡単かつ安全に行うことが可能です。

共有するユーザーが Google アカウントもしくは Google Apps アカウントを持っていない場合は共有することができません。

1. 共有したいカレンダーの選択

ドメイン外のユーザーと共有したいカレンダーを作成するか、カレンダー一覧より共有したいカレンダーを選択後[▼]-[このカレンダーを共有]をクリックします。

共有したいカレンダーの選択

2. 共有の設定

設定画面が開きますので[特定のユーザーと共有]のテキストボックスに、共有したいユーザーのメールアドレスを入力後、権限の設定を選択し[ユーザーを追加]、[保存]をクリックします。

共有の設定

最適な共有方法

共有相手に4種類の権限を設定できます。

  1. [変更および共有の管理権限]は、スケジュールの編集と、さらにほかのユーザーへの共有設定ができる最高レベルの権限です。チームのリーダーにこの権限を設定して、一括して管理してもらう場合はこの権限に設定します。
  2. [予定の変更権限]はスケジュールの編集ができます。管理を任せるスタッフがいる場合には、この権限を設定して共有するのが最適です。
  3. [閲覧権限(すべての予定の詳細)]はスケジュールの編集ができず、閲覧のみが可能です。通常はこの権限を利用します。
  4. どの時間にスケジュールが入っているかを知らせたいが、何のスケジュールかは見られたくない、という相手には[閲覧権限(予定の時間枠のみ)]を設定します。この権限で共有された相手は、カレンダーのスケジュールが入っている枠のみが表示され、スケジュールの名前や詳細は見ることができません。

カレンダー共有の確認画面が表示されますので[OK]をクリックします。

カレンダー共有の確認画面

3. 共有の完了

共有されたユーザーは、カレンダー共有の確認メールが受信されます。

共有の完了

共有カレンダーが、社外(ドメイン外)ユーザーの Google カレンダーに自動で追加されカレンダーの共有が行われます。

カレンダーに自動で追加

招待されたユーザーが Google アカウントもしくは Google Apps アカウントを持っていない場合はファイルを共有することができません。
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