ドメイン エイリアスで Gmail を試用する

Google Apps では、サブドメインなどの別ドメインをドメイン エイリアスとして追加すると、自動的にそのドメイン エイリアスのメールも受信できるようになります。

例えば、本ドメイン(以後プライマリ ドメインとします。)company.jp にドメイン apps.company.jp をドメイン エイリアスとして追加すると、ユーザー you@company.jp の Gmail の受信トレイにはメールアドレス you@apps.company.jp のメールも配信されます。

この機能を利用して、プライマリドメインのメール配信先は現在のメールサーバーから変更せずに、Google Apps にドメイン エイリアスを追加して、現在のメールサーバー側でプライマリ ドメインのメールアドレスからドメイン エイリアスのメールアドレスにメールを転送することで、メールの二重配信を実現できます。

ドメイン エイリアスによる二重配信

上記設定により、Google Apps の Gmail でも現在ご使用のメールサーバーと並行してプライマリ ドメインのメールアドレスを送受信することができます。
メールサーバーを変更しないので、メール不届などのリスクなしで Google Apps が試用可能です。

ドメイン エイリアスでの Gmail の試用は 10ユーザー以上で試用する場合に適しています。

サブドメインやテスト用のドメインを用意するのが困難な場合は、テスト ドメイン エイリアスでの試用をお試しください。

1. Google Apps 管理コンソールにログイン

Web ブラウザを開き、管理者権限をもっているユーザーアカウントで管理コンソール(admin.google.com)にログインします。ダッシュボードが表示されたら[▼ その他の設定]-[ドメイン]アイコンをクリックします。

管理コンソールにログイン

2. ドメイン エイリアスを追加

ドメイン設定画面にて[ドメインやドメイン エイリアスを追加]ボタンをクリックします。

ドメインエイリアスを追加

「ドメインやドメイン エイリアスを追加」画面にて[〇〇 のドメイン エイリアスを追加]を選択し、ドメイン エイリアスを入力後、[続行してドメインの所有権を確認]をクリックします。

ドメインエイリアスを入力

3. ドメイン エイリアスのメールの有効化

追加するドメイン エイリアスがプライマリ ドメインのサブ ドメインの場合、Google によるドメインの確認は必要ありませんので、続いてドメイン エイリアスのメールを有効化してメールを受信できるようにします。

ドメイン設定画面にて[Google MX レコードを設定]リンクをクリックします。

メールの有効化を開始

メールの配信設定の画面にて[任意のホスティング サービス]が選択されていることを確認し、このあとの手順を確認します。

任意のホスティングサービスを選択

DNS の MX レコードを Google のメールサーバーに設定するため、今回追加したドメイン名が管理されているドメイン ホストにて DNS のレコード変更作業を行います。

4. ドメイン ホストにて MX レコードの変更

メールの配信設定の画面にて、以下の表のような DNS へ追加する MX レコードの内容が表示されますので、後でまた確認できるようにしておきながら、 ドメイン ホストの DNS 管理画面へ移動します。

種別 サーバーアドレス 優先順位
MX ASPMX.L.GOOGLE.COM. 1
MX ALT1.ASPMX.L.GOOGLE.COM. 5
MX ALT2.ASPMX.L.GOOGLE.COM. 5
MX ALT3.ASPMX.L.GOOGLE.COM. 10
MX ALT4.ASPMX.L.GOOGLE.COM. 10

ドメイン ホストの DNS 管理画面にて、Google Apps の管理コンソールに表示された MX レコードを追加します。
種別(Type)は MX 、指定先(Value)に指定の 参照先優先度をそれぞれ入力します。

ドメイン ホストでの MX レコードの作成

ドメイン ホストで MX レコードのを作成する際は、ドメイン管理画面の DNS レコード設定画面にておこないます。

日本最大のドメイン ホストである「お名前.com」の場合は、[ドメイン Navi]にログインして画面上部メニュー[ドメイン設定]- 画面左メニュー[DNS 関連機能の設定]-[DNS レコード設定を利用する]からレコードを追加、編集します。

お名前.comのDNS設定画面

DNS の設定方法についてご不明点などありましたら、ご利用のドメインホストにご確認ください。

5. ドメイン エイリアスのメールの有効化を確認

ドメイン ホストの DNS 管理画面で MX レコードの設定が終わりましたら、Google Apps の管理コンソールに戻り、[指定された手順を完了しました]ボタンをクリックします。

指定された手順を完了しましたをクリック

ドメイン設定画面の MX レコードを確認中のステータス画面へ移ります。

MXレコードの設定を確認しています

6. ドメイン エイリアスのメールの有効化が完了

数時間〜数十時間程度経過して MX レコードの確認が完了すると、ドメイン設定画面のドメイン エイリアス項目が「◯◯ のドメイン エイリアス」となり、ドメイン エイリアスのメールが受信できるようになります。

MXレコードの確認が完了

設定した MX レコードがインターネット上に反映するには数分から(最長で)48時間程度かかる場合もあります。(殆どのケースでは数時間程度で確認されております。)

7. ドメイン エイリアス宛にメールを転送

現在のメールサーバーの管理画面にて Google Apps に追加したドメイン エイリアスのメールアドレス宛にメールを転送する設定をおこないます。

メールの転送がはじまると、Google Apps の Gmail でプライマリ ドメインのメールの送受信が可能となります。
Google Apps の本導入が決定した場合は、プライマリ ドメインの Gmail を有効化して転送を解除します。

関連記事